鎌倉舞台の小説 ドラマ化 1月14日からフジテレビで
鎌倉を舞台にしたミステリー小説「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ(三上延著、アスキー・メディアワークス刊)が、1月14日(月・祝)からフジテレビの月曜夜9時の枠で連続ドラマ化される。同小説は3巻累計で340万部を突破しており、昨年は文庫として初めて「本屋大賞」にノミネートされた。
鎌倉の街にひっそりとたたずむ「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子(しおりこ)と、アルバイト店員・五浦大輔が古書にまつわる謎を解いていくヒューマンミステリー。そこに古書の転売で利益をあげる「せどり屋」こと志田肇(はじめ)を加えた3人を中心に据えて、ドラマは展開していく。
物語の中心人物・栞子役に抜てきされたのはフジテレビ「月9ドラマ」初主演の剛力彩芽さん。ドラマや映画、CMなど幅広く活躍している、旬な女優だ。五浦役にはダンス&ボーカルユニット「EXILE」のパフォーマー、AKIRAさんを起用。また、せどり屋の志田役には実力派俳優の高橋克実さんを充てた。若手の役者2人にベテランが加わる絶妙なバランスが、見どころの一つとなっている。
現在、鎌倉市内で撮影を行っており、フジテレビ広報室は「鎌倉の街並みとともに、古書の謎から紡ぎだされる人間同士の深い絆をお楽しみください」と話している。
小説の新刊は2月に発売
原作である同小説は若者向けのライトノベルとしてアスキー・メディアワークスより刊行されており、最新巻となる4巻は2月22日に発売を予定している。
小説は登場人物の五浦青年の視点で展開し、北鎌倉や大船などの街並みが描かれている。実在の市内書店なども登場するなど、身近な風景の描写も楽しみの一つだ。
同小説は、昨年には文庫として初めて「本屋大賞」にノミネートされ、角川書店の少女漫画誌や、講談社の隔月誌で漫画連載が開始されるなど、注目を集めている。
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