鎌倉版 掲載号:2013年4月19日号
  • googleplus
  • LINE

三菱電機(株)鎌倉製作所 人工衛星生産棟を新築 生産倍増で宇宙事業注力

社会

衛星の組立などを行う新生産棟で説明を聴く報道陣=12日
衛星の組立などを行う新生産棟で説明を聴く報道陣=12日

 三菱電機株式会社は、市内上町屋の同社鎌倉製作所(岡村将光所長)内にある人工衛星生産棟の増築を3月22日に完了した。4月12日に報道向けの視察会が行われた。

 同社では、人工衛星の開発・製造などの宇宙関連ビジネスを成長事業と位置づけ、現在年間およそ700億円の売上高を2020年までに1500億円まで伸ばす方針だ。

 視察会には報道関係者約40人が出席。新設した生産棟内や屋上などを視察し、同社社員の説明を受けた。

 新棟は、6階建て鉄骨造で、延べ床面積は約7800平方メートル。もともとあった生産棟に隣接して建設された。通信・観測などの人工衛星や、太陽電池パネルなどの搭載機器を生産する。設備投資額は約30億円。

 隣接して増築したことで分散していた生産現場を1棟に集約。作業が効率化されることにより、納期の短縮が望めるという。同社では、人工衛星の年間生産能力は従来の4機から8機へと倍増すると見込んでいる。

 岡村所長は視察会の質疑で、「東南アジアなどの新興国で高まっている通信衛星などの需要を、営業努力や政府との協力で取り込んでいきたい」と話した。

 鎌倉製作所は1960年10月、電子計算機の製作所として開所し60年代に宇宙事業に参入。同社唯一の人工衛星製造所で、過去に気象観測などを行う「ひまわり7号」などを生産している。三菱電機は現在、国内の人工衛星生産累積数で約6割のシェアを誇る最大手。

 同社では例年、グループ会社の三菱電機照明(株)(市内大船)の社員らが市内小学校を訪問し、LED電球を使用するなどした工作教室を行っている。

 鎌倉地域での事業活動について同社は、「今後も、気象観測・測位衛星などの生活に役立つ人工衛星の開発・製造を通して、地元の発展に寄与して参ります」とコメントした。
 

鎌倉版のトップニュース最新6件

改修終え4月1日再開

フラワーセンター

改修終え4月1日再開

3月30日号

地元企業が共同で「社食」運営

ごみ処理施策めぐり紛糾

鎌倉市議会

ごみ処理施策めぐり紛糾

3月23日号

障害者診療がスタート

市歯科医師会

障害者診療がスタート

3月23日号

「伝統文化発信の拠点に」

市内の書家小山渚さん

「伝統文化発信の拠点に」

3月16日号

毎日の運動がポイントに

鎌倉市

毎日の運動がポイントに

3月16日号

(公社)神奈川県薬剤師会

ご活用下さい!あなたのかかりつけ薬局・薬剤師

https://www.kpa.or.jp/

<PR>

鎌倉版の関連リンク

あっとほーむデスク

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

江ノ電の歴史を訪ねる

江ノ電の歴史を訪ねる

写真、ジオラマを展示

3月22日~4月8日

鎌倉版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年3月30日号

お問い合わせ

外部リンク