防犯・防災活動を行う市民団体「鎌倉ガーディアンズ」(大津定博代表)が、地震の際に家具の転倒を抑止する「突っ張り棒」の無料取り付けを開始した。
同団体では「地震の揺れそのものから身を守る防災が進んでいない」として、安価で効果の高い方法である突っ張り棒の普及を目指している。設置は無料で突っ張り棒がない場合は2千円程度の実費負担が必要。
4月下旬からスタートし、5月18日までに14軒の家庭で設置。依頼した極楽寺在住の女性(77)は「1年以上も前に突っ張り棒を購入していたが、自分で取り付けることができなかったので本当に助かった」と話す。同団体副代表の片瀬都志夫さん(63)は「突っ張り棒はあくまで転倒を抑止し逃げる時間を稼ぐものだが、設置によって命をつなぐ人が一人でも増えれば」と話していた。
希望者は同団体の深澤隆史さん【携帯電話】090・3200・3952または名前、住所、電話番号を記入のうえ{no-crime@s5.dion.ne.jpへ。(人物風土記に関連記事)
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