鎌倉 スポーツ
公開日:2026.01.01
デフリンピック金メダリスト
好きな事を「楽しんで」
女子バレー 高浜彩佑生(さゆき)さん
昨年11月に開催された「東京2025デフリンピック」の女子バレーボールで、鎌倉市在住の高浜彩佑生さん(東海大学3年・21)が金メダルを獲得した。12月23日に松尾崇市長を表敬訪問し、4年後のギリシャ大会での活躍を誓った。
デフリンピックとは、聴覚に障害のあるアスリートによるオリンピック。昨年11月15日から26日にかけて21競技が行われた。
高浜さんは、前回のブラジル大会に続き2回目の出場。日本代表は前回4位でメダルを逃し、雪辱を誓って厳しい練習を積んで挑んだ。
音が聞こえないなかでは声で連携をとることが難しいため、前衛と後衛の動きのパターンをあらかじめ想定し、記憶しておくという。「苦しい練習を乗り越えた仲間全員の力と、あきらめない心が大きかった」と高浜さん。準々決勝のカナダ戦では、ピンチサーバーとして重要なサーブを決め、日本代表に流れを作った。「とても緊張したけれど、金メダルをとれてホッとした」と安堵の笑みをみせる。
一方で、「出場機会が少なかったことは悔しい」と唇をかむ。今大会の日本代表は予選ラウンドから好調で、大会の全6試合中4試合で相手に1セットも奪わせない快勝だった。チームメイトを応援し勝利を喜ぶとともに、「自分がもっとチームに貢献したい」という思いを強くしていった。「4年後も出場できるように、アタッカーとしての技術も磨きたい」と前を見据える。
中学校の頃からバレーボールを始めた高浜さん。できなかったことができるようになった時の達成感や、ほめられる喜びが成長の原動力といい、「自分が好きな事を楽しむことが成功につながる。思い切り楽しんで」と、未来のアスリートを目指す子どもたちにメッセージを贈った。
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