市内腰越にある日高家住宅主屋とその門及び塀がこのほど、国の登録有形文化財として登録される見通しとなった。
これは文化庁文化審議会文化財分科会における答申を受けたもの。正式な告示は約半年後になるという。
日高家住宅は、明治末から昭和初期に活躍した建築家・日高胖が建物はもちろん、家具や照明も自らが設計した自邸。和洋の意匠を巧みに取り入れ、当時の状態で残っていることなどが評価された。
日高は現在の三井住友銀行大阪本店などを設計したほか、日本におけるアール・ヌーヴォーの初期導入者として知られる。
この物件を含めると、市内の登録有形文化財は18件。なお、現在は孫が住んでいるため一般公開はされていない。
問い合わせは市教育委員会文化財部文化財課【電話】0467・61・3848へ。
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