11月25日に放送された鎌倉エフエムのカントリー専門番組「おやじのカントリー」に、プロレスラー力道山の夫人、田中敬子さんが出演した。
田中さんは1963年に力道山と結婚。当時、カントリー音楽は最盛期を迎えており、本場アメリカからも多くの歌手が来日していた。ナイトクラブやマンションを経営するなど、ビジネスマンとしての顔もあった力道山の自宅には、こうしたスターが多く訪れ、田中さんともプライベートな交流が続いていたという。
この日の放送では、音楽評論家の故・和田誠司の夫人、時子さんもゲストとして登場。「カントリー・ジェントルメン」のリーダー、チャーリー・ウオラーが田中さんの友人を見初めて、そのまま結婚に至ったエピソードなど、DJの大塚哲夫さんらとともに、スターの知られざる素顔を披露した。
田中さんは「プロレスもカントリーも、戦後の日本を元気づけた文化の一つでした。日本の発展を信じ、常に前向きに全力で生きた力道山の姿を知ってもらえれば」と話していた。
同番組は29日(日)の午前11時から正午まで、再放送される。
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