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今泉台に多世代交流拠点 築41年の空き家を活用

社会

掲載号:2016年1月29日号

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内覧会に集まった住民ら
内覧会に集まった住民ら

 市内今泉台にこのほど、空き家を活用した「コミュニティ・スペース」がオープンした。今後は住民が気軽に立ち寄れるカフェとして開放されるほか、個人やサークルなどに場所を貸し出す予定。また一部を若者対象の賃貸住宅とすることも検討中で、運営するNPO法人の関係者は「多世代が交流する地域活性の拠点としたい」と意気込んでいる。

 「いずみサロン」と名付けられたこの場所(今泉台4の4の3)は、築41年の空き家を改装したもの。

 1階リビングは約14畳あり、今後は毎週水・土曜日の午後1時から4時までをカフェとしてオープンさせるほか、個人やサークルなどが有料(1時間400円・冷暖房費1時間200円)で利用することができる。

 また本格的なキッチンも設けられており、食をテーマにしたイベントや講習会を開催できる。地元で介護事業所を運営する女性は「スタッフの調理実習などにも利用できるのでは」と期待を寄せる。

 同施設を運営するのが、今泉台をはじめとした地域の活性化を目的に、昨年7月、発足したNPO法人タウンサポート鎌倉今泉台(丸尾恒雄理事長)。同法人では、急速な高齢化で増え続ける空き家の活用を視野に、地域における実態と利用に関するニーズを調査してきた。

 その結果、今泉台では約80軒の空き家があること、また住民に新たな「交流拠点」や「シェアハウス」「子育て施設」を求める意見が多いことが分かった。

 こうした結果をもとに空き家の所有者に活用を打診したところ、今回のコミュニティ・スペースの開設が実現した。

 改装工事は昨年9月下旬から約1カ月かけて行われ、鎌倉市、横浜国立大学、今泉台町内会とともに同地域の活性化プロジェクトに参加する住宅設備メーカーの(株)リクシルが施工。費用も大部分を同社が負担した。工事完成後には、同法人のメンバーと鎌倉学園の生徒らが協働で、草刈りなど庭の整備を行ったという。

 また2階部分は、大学生ら若者を対象に住居として貸し出すことも検討中で、住民との交流を促進したいという。丸尾理事長は「多くの世代が気軽に集まり、何かが生まれる場所になれば」と話している。

 施設に関する問い合わせは【携帯電話】080・5388・2709丸尾さんへ。

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