鎌倉版 掲載号:2016年10月28日号 エリアトップへ

ティアラかまくら 2千人目の命が誕生 開設7年目で到達

社会

掲載号:2016年10月28日号

  • LINE
  • hatena
2千人目となった直弘君を抱く土橋さん夫妻
2千人目となった直弘君を抱く土橋さん夫妻

 鎌倉市医師会が運営する産科診療所「ティアラかまくら」(小町)で10月16日、2千人目となる赤ちゃんが誕生した。市内の産科不足解消を目的に、2009年2月に設立された同診療所。7年目での大台到達に関係者は「一つひとつのお産に向き合いながら、2千もの命の誕生にかかわることができたことは本当に感慨深い」と話す。

 同診療所2千人目となる赤ちゃんとして誕生したのは、藤沢市在住の土橋英泰さん(27)・美咲さん(27)夫妻の長男、直弘君。

 前日のお昼頃に美咲さんの陣痛が始まり、約13時間後の16日午前1時50分、待望の産声が響いた。

 現在は母子ともに健康で、直弘君は母乳を良く飲みすくすくと育っている。出産に立ち会った英泰さんは「本当によく頑張ってくれました」と妻を労い、美咲さんは「こんなにも愛おしく可愛らしく感じるとは思いませんでした」と腕の中の我が子を見つめる。

 高校の同級生同士という土橋さん夫妻は昨年結婚。美咲さんは市内笛田出身で「里帰り出産」のため、産科医院を探していたという。ティアラでの出産を決めた理由について「見学会などにも参加し、一人ひとりをきちんと見てくれると感じました」と話す。

 同診療所は助産師による妊娠中から出産直後、子育てまでのサポートに力を入れている。美咲さんも「初めてで分からないことばかりでしたが、助産師さんから丁寧に教えてもらい不安が軽くなりました」と振り返る。夫妻は「ゆくゆくは直弘に兄弟がほしいという話をしているので、その時が来たらぜひまたティアラで」と笑顔を見せた。

医師会運営の産科拠点

 同診療所は、市内で分娩可能な施設が1カ所しかなかったことから鎌倉市と医師会がプロジェクトを立ち上げ、2009年2月、全国的にも珍しい「医師会立」の産科拠点として運営がスタート。今年度は9月末までに96人が誕生している。

 市医師会の井口和幸会長は「地元でお産が出来ない状況を解消したいと運営を始め、こつこつと取り組んできた。2千もの新しい命を生み出せたことは本当に感慨深い」と話していた。

鎌倉版のトップニュース最新6

5千円電子クーポン配布へ

5千円電子クーポン配布へ 経済

12月15日から利用可能

10月16日号

「困窮者世帯に食料を」

ふらっとカフェ鎌倉

「困窮者世帯に食料を」 社会

「パントリー」実施へ資金募る

10月16日号

免許返納者に助成券交付へ

免許返納者に助成券交付へ 社会

事故防止と外出機会増狙う

10月9日号

空撮映像、観光に活用へ

空撮映像、観光に活用へ 社会

ドローン協会が県と連携

10月9日号

宿泊施設へ手荷物配送

宿泊施設へ手荷物配送 経済

市観光協会が新サービス

10月2日号

スタンプ集めて地元応援

稲村ガ崎

スタンプ集めて地元応援 コミュニティ社会

24店参加の「ラリー」開催

10月2日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月9日0:00更新

  • 10月2日0:00更新

  • 9月25日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年10月16日号

お問い合わせ

外部リンク