市内山ノ内の瓜ヶ谷地区で、約50年前と現在の様子を収めた写真をセットで展示することで風景の移り変わりを実感してもらおうという野外写真展が、地域住民らによって企画されている。主催者は「この地域の新たな魅力発見につながれば」と話している。
山ノ内瓜ヶ谷町内会と写真展実行委員会が主催する野外写真展「瓜ヶ谷の昔を歩いてみよう〜写真家・鈴木正一郎が捉えた風景を今と比べる試み〜」は10月20日(金)から22日(日)までの3日間、山ノ内東瓜ヶ谷緑地で開催される。午前9時から午後4時まで。参加無料で雨天休場。
1957年から84年にかけて市内全域を撮り続けた鈴木正一郎さん(故人)の作品と、現在の街の様子を収めた写真約15セットを野外展示するこの催し。
鈴木さんが残した2万8千点もの写真やネガは2012年、市中央図書館に寄贈され、その整理やデジタル保存に同地区在住の島村國治さんが携わったことから今回の企画が実現した。
また、期間中は山ノ内在住の音響彫刻家・原田和男さんが創作した楽器を使ったワークショップが随時開催されるほか、同エリアの戦後から現在までの航空写真も展示される。
会場はJR北鎌倉駅から大船方面へ行き、北鎌倉薬局を左折し梶原方面へ約500m進んだ場所にある。駐車場はないので公共交通機関の利用を。
問い合わせは山元さん【メール】nobucco1961@gmail.comへ。
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|