今号から、新たなコラム「玄海男(げんうみお)生誕100年」が始まります。ご寄稿いただいているのは長谷在住の田川永吉さん(81)です。
玄海男は1917年11月4日、韓国・済州島生まれ。日本でバンタム級のボクサーとして活躍し、1937年に渡米します。玄は生来の物怖じしない性格や正々堂々打ち合うファイトスタイルで人気を獲得し、ハリウッドスターらとも華麗な交流を持ちました。
帰国後は大町に居を構え、1951年扇ガ谷にジムを設立。後進の育成に取り組みます。
田川さんは1974年にこのジムに入り、閉鎖されるまでの15年間、通いました。その時聞いた話や当時の資料を集めて調べたものをアイク田川名義で『ボクサーたちの鎮魂歌 玄海男と関光徳と……』(文芸社)にまとめています。
田川さんは「玄さんが生きていれば11月で100歳。この機会に、かつて鎌倉にいた伝説のボクサーについて多くの人に知ってほしい」と話しています。
コラムは全4回の予定です。ご期待ください。
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