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「最悪の事態、常に想定を」 大西熊本市長が防災講演

社会

掲載号:2017年11月24日号

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被災時を生々しく語った
被災時を生々しく語った

 昨年4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本市の大西一史市長が11月19日、鎌倉商工会議所ホールで講演を行った。

 これは防犯・防災ボランティア「鎌倉ガーディアンズ」(大津定博代表)が企画したもの。同団体では発生直後から支援活動を続けており、今年7月には被災地を巡り防災を考えるツアーを予定していた。しかし豪雨災害により中止になったことから、「代替企画」として講演会が実現した。

 当日は松尾崇市長をはじめ地元選出の議員、市民ら200人以上が出席した。大西市長はまず、観測史上初めて震度7の地震が立て続けに2回発生した熊本地震の概要について説明。自らも足に大けがを負いながら庁舎にかけつけたこと、殺到する電話で機能不全に陥った市役所の混乱ぶりなどを生々しく語った。

 また余震の恐怖から、最大11万人に及んだ避難者の多くが車中泊やテント泊をしたため、避難者数の把握が進まなかったこと、人員不足から救援物資が届いても避難所に運べなかったこと、熊本城の復興状況についても紹介した。

 そして「動物園からライオンが逃げ出した」などのデマがSNS上で拡散したことにも触れ「行政が常に正しい情報を発信し続けることが大切」と話した。

 最後に「想定外は必ず起こる。常に最悪な状況をシミュレーションし対策を」とし「防災には自助、共助、公助の『三助』が大切といわれるがそれぞれに限界がある。日頃から地域の絆を強め、いざという時は市民、地域、行政が力を結集してほしい」と呼びかけた。

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