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鎌倉版 公開:2018年1月19日 エリアトップへ

公的不動産利活用の素案公表 市が22日までパブコメ受付

社会

公開:2018年1月19日

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利活用が検討されている扇湖山荘(提供:鎌倉市)
利活用が検討されている扇湖山荘(提供:鎌倉市)

 鎌倉市は「公的不動産利活用推進方針(素案)」についてのパブリックコメントを1月22日(月)まで、募集している。市役所本庁舎や鎌倉山の扇湖山荘、梶原4丁目用地(野村総合研究所跡地)などの利活用について方針を定めているもので、市の担当者は「多くの人に内容を知っていただき、広く意見をいただければ」と呼びかけている。

 市は公共施設再編計画に基づき、市役所本庁舎の移転先や公的不動産の利活用について検討を進めている。

 昨年10月には、学識経験者らからなる「推進委員会」での検討状況を中間とりまとめとして公表。これまで自治会などへ市職員が出向く「出前講座」を29回、約500人に対し行ってきたほか、専門家を招いて「かまくらまちづくり市民対話」やシンポジウムを開催してきた。

 そこで寄せられた意見などを踏まえ、12月には「鎌倉市公的不動産利活用推進方針(素案)」を作成。現在、これに対する市民からの意見を広く募っている。

「本庁舎は深沢へ」

 素案では市役所本庁舎を深沢地域整備事業用地に移転させ、消防本部や総合体育館を整備することで深沢エリアを鎌倉、大船に次ぐ拠点とし、賑わいの創出などにつなげたいとしている。

 本庁舎移転後の敷地には従来の市民サービスや窓口機能を残すとともに、図書館や学習センターなどを再編し、芸術文化や市民活動、多世代交流などの拠点化を目指すという。

 扇湖山荘(鎌倉山)は旧邸宅群のシンボルとして企業誘致や宿泊施設への活用を、梶原4丁目用地(野村総合研究所跡地)や資生堂鎌倉工場跡地(寄附予定部分・岩瀬)は自然環境や立地を生かした企業誘致などを方針に定めている。

素案を配布中

 素案は本庁舎ロビーや鎌倉生涯学習センター、図書館、支所で配布しているほか市のホームページで確認できる。パブリックコメントは郵送やメール、ファックスで市公共施設再編推進担当へ送るか、本庁舎ロビーや鎌倉生涯学習センター、図書館にある回収箱または市役所経営企画課へ持参を。1月22日(月)必着。

 問い合わせは【電話】0467・23・3000(内線2565)市公共施設再編推進担当へ。

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