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県議選 新人4氏が立候補へ 現職・中村氏は引退表明

政治

掲載号:2019年1月25日号

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 統一地方選に伴う神奈川県議会議員選挙は3月29日告示、4月7日に投開票が行われる。鎌倉市選挙区では定数2に対して、いずれも新人の4氏が立候補を表明している。また現職の中村省司氏は出馬せず、政界を引退する意向であることも分かった(1月23日現在)。

自民・永田氏

 自民党県連は昨年7月、鎌倉市議の永田磨梨奈氏(35)を公認候補予定者に決定した。

 永田氏はフリーアナウンサー等を経て2013年の市議選で初当選し2期目。松尾崇市長に立場の近い議員による会派「鎌倉夢プロジェクトの会」に所属する。「議員活動を続けるなかで県とのパイプの必要性を痛感した」と立候補の理由を述べるとともに「無所属ではあったが政治スタンスは保守であり、自民党以外から(の出馬)は考えられなかった」とした。政策としてインフラの整備による渋滞対策や女性の就労支援の推進をあげる。

立憲・飯野氏

 立憲民主党神奈川県連合は、前市議の飯野眞毅(まさたけ)氏(47)を公認候補予定者に決定した。

 飯野氏は09年の市議選に初当選。13年は落選も、17年に再び当選した。昨年12月21日に市議を辞職している。

 「津波や急傾斜地の対策など鎌倉の課題でも、県でなくては取り組めない部分が多い」として、補助制度の拡充による津波避難ビルの設置などの防災対策を進めるとともに、小中学校における少人数学級の実施、持ち込み規制や優良事業者の認定等によるプラスチックごみ削減など、環境問題に取り組みたいとする。

ネット・三宅氏

 神奈川ネットワーク運動は07年以来12年ぶりの独自候補として、前鎌倉市議の三宅真里氏(61)の擁立を決定した。

 三宅氏は09年の市議選で初当選し17年まで2期務めた。「神奈川ネットには現職も含め14人の議員経験者が地域におり、県・市の連携を深めて足元からの市民政治を実現したい」とする。

 法改正により可能となった水道の民営化について「生活の基盤となるインフラであり、質の担保など問題も多い」として反対していく考えを明らかにするとともに、子育て支援策の拡充などに取り組みたい、とした。

無所属・岩田氏

 無所属でフリージャーナリストの岩田薫氏(66)も出馬に向けた準備を進めている。

 岩田氏は軽井沢町議1期の後、13年市議選や13年と17年の市長選などに立候補した。昨年は市役所本庁舎の深沢移転の是非を問う住民投票条例の制定を目指す市民団体で、共同代表を務めた。

 文化財保護の強化や政務活動費の制度改正のほか「洪水時の浸水が想定される深沢には、県として調整池やグラウンドなどを整備し防災公園にするべき」として、市役所本庁舎の移転に反対の姿勢を鮮明にしている。

中村氏「ここが潮時」

 現職の中村省司氏(73)は1月19日、支持者らの集まりで「次期県議選に出馬しない」と報告した。

 本紙の取材に中村氏は「46年にわたって地方政治に携わってきたが、改元など時代の節目でもあり、ここが潮時と考えた」と語った。

 中村氏は1973年、鎌倉市議に初当選。79年に県議に転じ、現在9期目。06年から07年まで、議長も務めた。政務活動費を充てて発行したとされる県政レポートについて「支出が存在していない」と最高裁に指摘され、自民党県議団が返還を求めている問題については「弁護士に任せている」とした。
 

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