鎌倉市はこのほど、2019年度予算案を発表した。開会中の市議会2月定例会で審議されている。一般会計は前年比2・6%増の612億3900万円、国民健康保険事業などの特別会計は7・6%増の513億5900万円で、総額は4・8%増の1125億9800万円となった。
新年度予算は、市立小学校5校と中学校4校でトイレの全面改修を実施(約8億3800万円)するほか、待機児童対策として浄明寺県営住宅跡地や鎌倉駅東口など5つの保育施設の新設・建て替えを進める予定(約4億4000万円)で、子育て・教育に重点を置く。
また鎌倉芸術館大ホール特定天井の改修(約1億8000万円)、東京五輪に向けた鎌倉駅西口駅前時計台広場の整備(約4800万円)や同駅東口駅前広場の再整備(約2億7600万円)、ロボットによる業務自動化やテレワークの導入による行財政改革推進(約2300万円)のための費用などを盛り込んだ。
こどもの家としての活用を予定している旧図書館については、工事後に腐朽が発見された部材を補強しバリアフリー対応のためエレベーターを設置する方針で、新たな設計費用などとして約1300万円を計上した。
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