撮影ブースで市長のお祝いカードを持って写真が撮れる（写真は市職員）
鎌倉市は平成から令和へと改元する５月１日（水）、市内に住むカップルの婚姻届を受け取る窓口を設けると発表した。記念撮影用ブースや松尾崇市長からのお祝いメッセージの交付サービスもあり、新時代とカップルの新たな門出を祝う。
５月１日は本来、役所の閉庁日だが、婚姻届を提出するための受付窓口を特別に開く（午前９時から午後５時まで）。提出された婚姻届の審査と受理の手続きは７日（火）以降になるが、届け出日の記載は１日付となる。
また当日は、婚姻届を提出したカップルのために記念撮影用のブースが設置されるほか、松尾市長からお祝いメッセージカードも交付される。「令和元年５月１日 祝ご結婚」と書かれた撮影用の背景ボード前にカップルが立ち、デジタルカメラやスマートフォンなどで職員が撮影する（カメラは持参のものを使用）。
市によると、昭和から平成に改元した１９８９年１月８日は自粛ムードもあって婚姻届の提出は少なかったが、２０００年１月１日のミレニアム婚や２００７年７月７日の七夕には多くのカップルが結婚したという。
市担当者は「既に問い合わせも多くきており、１５０〜２００組のカップルが来るのでは」と推測。記入漏れがあると書類の受け取りができない場合もあり、市は「入念に書類をチェックし、準備していただきたい」と市民に呼び掛けている。
婚姻届の特別受付サービスに関する問い合わせは【電話】０４６７・２３・３０００市市民課へ。
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