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健康管理に必要な生活習慣コラム【9】 大腸内視鏡検査を受けるタイミング 取材協力/柳川クリニック 柳川健院長

掲載号:2019年8月30日号

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柳川 健 院長
柳川 健 院長

 Q・42歳女性です。1年前の職場検診で便潜血陽性と言われ、初めて大腸内視鏡検査を受けました。その際、S状結腸に8mmのポリープがあったので、内視鏡で切除してもらいました。そのポリープは「腺腫」という将来ガンになる可能性のあるものでした。他に病気もなく、血縁者にも大腸ガンはありません。今年も大腸内視鏡検査を受けた方が良いでしょうか?

 A・大腸内視鏡検査を受ける間隔は、患者さんの病歴等によって異なります。また、日本では現在一定の基準がないため、医師によって考え方が多少異なります。米国の診療ガイドラインでは、ご相談の方の場合に、次回内視鏡検査を10年後に推奨しています。

 ここで問題なのは、大腸内視鏡検査には見逃されてしまうポリープやガンが存在するということ。海外の研究では全大腸ポリープの22%、10mm以上のポリープでも2・2%が見逃されていると報告されています。従ってこの方の場合、昨年が初回検査でポリープが1つ見つかっているため、今年も内視鏡検査を受ける事をお勧めします。今年の内視鏡検査で全く異常が無ければ、数年間は空けても大丈夫かと考えます。

 便潜血検査で陽性になった場合、大腸内視鏡検査を受ける事はもはや常識かと思います。しかし、便潜血陰性の大腸ガンの存在やポリープがあっても便潜血が陽性にならない事も少なくない事を知っておいて下さい。40歳になったら何の症状が無くても1度検査を受ける事をお勧めします。60歳位で大腸ガンが見つかる人は、40歳位からポリープが出て来ている事が少なくないのです。ちなみに米国の新しい診療ガイドラインでは、45歳からの大腸内視鏡検査を推奨しています。

 内視鏡検査で予防出来る大腸ガン。ぜひ積極的に検査を受けて下さい。

医療法人社団健生会 柳川クリニック

〒248-0035鎌倉市西鎌倉1-18-3

TEL:0467-33-0857

http://www.kens-clinic.jp/kamakura/

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