深沢中学校の通学路の危険箇所をまとめたマップが昨年12月、同校生徒や自治会町内会などに配布された。製作したのは3人のPTA会員だ。
「小学校にあった危険マップが中学校にはないことが以前から気になっていた」と話すのは発案者の光成佳世さん=人物風土記で紹介。広報委員長になったことを機に学校へ提案したという。
10月には、校外委員の小林満美子さん、市村直子さんらと共に、「生徒目線の情報を」と全校アンケートを実施。200人以上から寄せられた回答を分類し、見回り調査なども行った。
マップは「出てくる車が木で隠れて見えない」といった51カ所の情報をまとめた道路交通編と、下校時刻に注意が必要な暗い道編に分かれている。それぞれA3用紙の両面に印刷されており、ベースとなる地図は、光成さんの隣人の市川和夫さんが所属する「鎌倉・文化の森」から提供を受けたという。
すぐに対策が必要な箇所は関係各所に伝え、早速対応してもらった例も。光成さんらは「大人は気が付かなかった危険箇所もあった。今後は校外委員で引き継ぎ、情報を更新していけたら」と話している。
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