鎌倉市は子どもの目の機能の健全な発達をサポートするため、3歳児健康診査で使用する眼の検査機器の導入を進めている。9月1日からは広く資金を募る「ガバメントクラウドファンディング」を始めた。期間は11
月29日(日)まで。
目の機能は6歳までに大人とほぼ同等にまで発達すると言われており、3〜4歳の時期に遠視や近視、乱視といった屈折異常や斜視があると、発達を妨げられる可能性があると言われている。
市では3歳児健診の際に家庭での一次検査を依頼してきたが、見逃しなどの可能性がある。鎌倉市医師会の佐野尚子医師は「感受性の高い時期に一人でも多くの弱視の子どもを見つけ、適切な治療につなげることが必要」とする。
そこで市は、3歳児健診の会場で使用する「スポットビジョンスクリーナー」(SVS)と呼ばれる携帯型検査機器の導入を計画。コロナ禍により財政状況が厳しいなか、必要な資金を「ガバメントクラウドファンディング」により募ることを決めた。
目標金額は100万円。寄付は、インターネットのふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング」の専用ページ(クレジットカード決済)から申し込むか、現金の場合は鎌倉市共創計画部企画計画課ふるさと寄附金担当【電話】0467・61・3845、【FAX】0467・23・8700、【メール】furusatokifu@city.kamakura.kanagawa.jpへ連絡すると申込書と納付書が送付される。
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