鎌倉を拠点に活動するサッカークラブ鎌倉インターナショナルFC(鎌倉インテル)が中心となり進めている、市内初の人工芝グラウンドの建設工事が、来週中にも始まる見通しとなった。
「鎌倉みんなのスタジアム」と名付けられたこのプロジェクトは、深沢地域整備事業用地の一画(約1万平方メートル)を鎌倉市による本格的なまちづくりが始まる2024年度まで暫定利用し、国際基準にもあったグラウンド(約7500平方メートル)を整備する、というもの。
完成後は同クラブの練習拠点としてだけでなく、各種スポーツやイベントの会場、地域住民の交流拠点などとして、一般の人も利用可能になる予定だ。
当初は今春の完成を目指していたが、コロナ禍の影響もあり着工がずれこんでいた。
完成は9月中の予定でチーム関係者は「利用開始は10月の予定だが、1日も早く皆さんにお披露目したい」と話す。
予定地で草刈り
6月5日、6日には、選手やスタッフ、支援者、スポンサー企業の関係者、また近隣のふじづか子どもの家の児童らのべ80人が参加して、建設予定地で雑草の除去が行われた。
鎌倉出身・在住で今季からトップチームの主将を務める藤田航規選手(25)は「いよいよという実感が湧いてきた。今年こそ県1部への昇格を果たすとともに、この場所を拠点に、サッカーを通じた地域貢献もしていきたい」と話していた。
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