県立大船高校の剣道部が6月5日、6日に埼玉県で行われた関東高校剣道大会の団体戦に男女揃って出場した。同部が関東大会に出場するのは、1983年の創部以来初。
男子106校、女子61校が関東大会進出の7枠を争った5月の県予選(会場は川崎市)。
男子は、5試合中3試合で全勝と破竹の勢いで、公立校としては過去47年間で3校目という決勝進出を果たした。
決勝では、過去8度の優勝経験がある東海大相模高に対して0対2で敗れたが、準優勝という好成績で初の関東への切符を手にした。
一方、女子は1回戦で川和高を4対0、2回戦で橘高を3対2で破り、3回戦の希望ヶ丘高とは代表戦にまでもつれこむ接戦を制し、準々決勝へ駒を進めた。
荏田高には0対2で敗れたものの、5〜8位決定戦では、相模原弥栄高を4対1で下して5位入賞を決め、こちらも初の関東出場を決めた。
「あと1歩」乗り越え
男子が全国高校総体の県予選や新人戦、選抜予選でそれぞれベスト4に入るなど、県内でも強豪と知られる同部。特に関東予選では2年連続8位と、あと一歩のところで出場を逃していた。
同部顧問の中田圭介教諭によれば「昨年の3年生もベスト8以上の力があった」が、コロナ禍で大会そのものが中止となり、涙をのんだという。
そうした先輩の思いとともに臨んだ関東大会では、1回戦シードだった男子が足立学園高(東京)に3対4で、女子が北杜高(山梨)に2対3で敗れ、惜しくも初戦敗退となった。
男子主将の木村直太さん(3年)は「自分たちの力が発揮できなかった。今月末の総体予選にこの悔しさをぶつけたい」とし、女子主将の宮地花歩さん(同)は「たくさんの方の応援があって関東大会に出場できた。今後もより一層上を目指して頑張りたいと思います」と話した。
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