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第一中バスケ部 部員が顧問の命救う 胸骨圧迫、人工呼吸などで

教育

掲載号:2021年7月23日号

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学校で感謝状を受け取った男子バスケ部のメンバー
学校で感謝状を受け取った男子バスケ部のメンバー

 中学生が教師の命を救った。第一中学校で5月、男子バスケットボール部の練習中に顧問が倒れ、その場にいた部員たちが救命措置にあたり、一命をとりとめた。7月20日には校内で報告会が行われ、池田克行校長(57)から生徒たちへ感謝の意が伝えられた。

 大型連休中の5月3日午前10時30分頃、第一中学校では 男子バスケ部だけが練習で活動していた。体育館で指導中の男性顧問が突然意識を失い、床に倒れこんだ。

 心肺停止。部員たちは救急車を呼ぶべく、電話を探して走った。すると校門の外に通行人を発見し、携帯電話を借りて119番通報。救急車を待ちつつ、部員たちは心臓マッサージと人工呼吸を繰り返した。別の部員は、体育館入口に設置してあるAED(自動体外式除細動器)を運んで使用し、顧問の心拍が動き出す。その後、救急隊によって病院へ搬送され、意識が戻った。

授業の学びが救命を後押し

 救命措置にあたった小野蒼平さん(2年)は「すぐ近くにいてとにかくやんなきゃ」と胸骨圧迫や人工呼吸を開始。大森一輝さん(3年)も「保健体育の授業で習っていたおかげ」とAEDを稼働させた。

 20日には、市教育長と消防署長からの感謝状が池田校長からバスケ部へ。池田校長は「勇気ある決断と実行力がすばらしい」と語り、部員たちは喜びを噛みしめた。救命された顧問は5月末から復帰し、「与えられた命。教育に人生をかけて子どもたちを伸ばしていきたい」。

 保健体育の授業で、実技を交え心肺蘇生法を教える高山雅彦教諭(28)は「すごいの一言。引き続き、授業で学ばせていきたい」と話した。
 

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