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鎌倉 トップニュース社会

公開日:2021.08.20

野村総研跡地
アイネットと基本協定
供用開始は2025年

  • 閉鎖されている野村総研跡地

 野村総合研究所跡地(梶原4丁目)の利活用事業について鎌倉市は8月3日、株式会社アイネット(横浜市・坂井満代表取締役)と基本協定を締結した。今後のスケジュールも示され、2024年に施設工事の着工、25年に竣工・供用を開始する予定。

 最先端IT研究施設として活用される同地。現在の施設は取り壊され、最新のコンピューター設備とコミュニティスペースを兼ね備えたIT研究所が建設される。

 市は今後、同社による事業計画書(案)の提出を受け、今年10月ごろに基本契約を締結する予定。締結前には地元説明会も予定される。市公的不動産活用課は「コロナ禍で従前のような説明会を開催できるかわからないが、地元住民に対して説明する機会を設けたい」としている。

 そのほかの契約については、市議会で議決を受けた上で、23年3月までに行われる予定。橋の補強工事は23年7月に着工。既存建物の撤去、新施設工事着工は24年1月。竣工・供用開始は25年4月。

市民利用スペース整備

 建設される施設の詳細は今後決定するが、施設の高さは19・9m以下、延床面積は既存施設の1万5700平方メートルから1・5倍の2万3000平方メートル程度になる予定。この施設内には、市民利用が可能な会議スペースが設けられる。広さは100平方メートル超。ほかに一般開放利用者が使用可能なトイレも整備する。

 施設を囲む緑地は維持し、グラウンドの利用、散策路の一般開放も継続。一般開放利用者用の駐車場も整備する。

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