鎌倉市は1月20日、新型コロナウイルスワクチン接種に協力した団体などに対し感謝状を贈呈した。昨年5月から市内8会場で集団接種を開始。2回接種を終えている市民は13万9564人(86・35%)=1/3時点。
表彰対象となったのは、接種のために会場を提供した鶴岡八幡宮や三菱電機株式会社のほか、会場誘導を行った県介護福祉士会、鎌倉商工会議所青年部、鎌倉青年会議所など13の個人・団体。
医師、看護師を派遣した鎌倉市医師会は「当初は試行錯誤もあったが、早い段階で効率よく接種できる体制を作れた」とした。
視覚・聴覚などが不自由な市民に対しての点訳版・音声版接種券等の作成は、鎌倉朗読・録音奉仕会、市点訳赤十字奉仕団、光友会神奈川ワークショップなどが担当した。同奉仕会は「命に関わる情報を発信するので、いつも以上に慎重に行った」と語った。
会場誘導を行った鎌倉ガーディアンズ代表の大津定博さんは「5月16日から8月13日までの間、ボランティア延べ140人、550時間活動した。その間のメンバー感染はゼロ。長期にわたり、手伝うことができた」と話した。
松尾崇市長は表彰式で、「皆さんのおかげで85%を超える接種率を実現することができた。3回目の接種も始まり、引き続き協力をお願いしたい」とあいさつした。
被表彰者は次の通り(敬称略)。公益社団法人鎌倉市医師会、鎌倉市薬剤師会、鶴岡八幡宮、三菱電機株式会社情報技術総合研究所、公益社団法人神奈川県介護福祉士会、鎌倉ガーディアンズ、鎌倉商工会議所青年部、公益社団法人鎌倉青年会議所、鎌倉朗読・録音奉仕会、鎌倉市点訳赤十字奉仕団、社会福祉法人光友会神奈川ワークショップ、手話通訳者(7人)、要約筆記者(1人)。
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