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公開日:2022.03.25

新型コロナ
感染者数、依然高止まり
まん延防止措置は解除

 3月16日〜22日の7日間に発表された鎌倉市内の新型コロナウイルス陽性判明者は、10歳未満から100歳以上の男女465人で、累計8038人となった。まん延防止等重点措置は21日で解除されたが、市内の感染者数は昨夏の第5派のピークを大きく上回る日が依然続いている。



 症状が軽症の人が34人、中等症が6人。それ以外の人は調査中。



 2月ごろから鎌倉保健福祉事務所管内のみ、症状が調査中というケースが続いている。県によれば、感染者の急増から疫学調査を全員には行っておらず、症状を発表しているのは一部のみとなっている。「調査中とあるのは、無症状や軽症と考えていい」と担当者。



 陽性者と接触があったのは28人。市立学校の感染者は、10歳未満男性が20人、同女性が15人、10代男性が13人、同女性が14人。教職員含む市職員の感染は7人だった。



 重症化リスクの低い6〜49歳の陽性判明者を対象に、自宅等での療養を始める県の自主療養届出システムの市内届出数は50人。累計は315人。



 まん延防止等重点措置が解除されたことを受け、松尾崇市長は「感染者数は依然高止まり。決して安心できる状況ではない」とし、引き続き一人ひとりの徹底用心と基本的な感染対策を呼びかけている。



 3回目のワクチン接種率(18歳以上)は、23日昼時点で新たなデータは発表されていない。



 鎌倉市は、20日に市福祉センターで行ったワクチン接種時に、ワクチン採取済みの瓶に再度生理食塩水を注入し最大7人に接種。対象者の特定ができず、当日午前中の接種者297人に連絡し、抗体価検査の準備を進めている。   (23日起稿)

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