県政報告【13】 令和4年第1回定例会が閉会 神奈川県議会議員 永田まりな
第1回定例会では、一般会計2兆3400億円を超え過去最大、特別会計と企業会計を合わせた総額も4兆6000億円を超えて過去最大、また4年連続での4兆円超えという膨大な令和4年度の予算を審議しました。 予算編成のポイントは、新型コロナウイルス感染症対策、またコロナ禍で顕在化した生活困窮者などの新たな課題等へも対応するとともに、安全安心のインフラ等整備の加速化に重点的に配分されました。
また、3月14日から17日の4日間、令和4年度予算を集中的に審議する予算委員会が開催され、私も委員として出席。以下の3項目について議論しました。
【1】NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送機会を捉えた取組について【2】コロナ禍で冷え込んだ県内経済の回復と活性化について【3】県立高校における生徒の心の問題について
特に【3】については、コロナ禍にあって県立高校の生徒の心の問題は深刻な状況にあります。高校生は大人と子供の間の年齢が故の悩みも多い年ごろであり、自身を振り返ると日々悩みを抱えても友達と話すこと、遊ぶこと、部活動やイベント、行事を通して友情を深めていくことで解消されることも多かったように思います。
しかしその当たり前はコロナにより一変し、当たり前を享受できない状況の中、スクールカウンセラーによる専門的なカウンセリングの重要性は一層増しています。県立高校におけるスクールカウンセラーについては、これまで順次拡充が図られてきたものの、コロナによる影響が長期化する中で、様々な悩みを抱える生徒や保護者のニーズにしっかりと対応していくためにも、スクールカウンセラーの充実に取り組むよう求めました。なお、答弁から令和4年度は4人増員をする方向性が示されました。
今後も子どもたちの未来に向けた取り組みの充実を訴えてまいります。
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