神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2022年5月20日 エリアトップへ

インクルーシブな公園に 玉縄で第1号、他も整備へ

文化

公開:2022年5月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
たまなわ児童遊園に設置されたサポート付きブランコ(市提供)
たまなわ児童遊園に設置されたサポート付きブランコ(市提供)

 鎌倉市は、障害の有無などを問わず、誰もが一緒に遊べる公園の整備を進めている。今年3月には第1号として、インクルーシブ遊具をたまなわ児童遊園に設置。2022〜23年度で9020万円の予算を確保し、他の公園の環境も整えていく。

 たまなわ児童遊園に新たに設置したのは、サポート付きブランコ。身体を器具で固定することで、姿勢の維持が難しい子どもでも安心して大きな揺れを楽しむことができる。障害の有無などに関わらず、誰もが遊べるインクルーシブな遊具で、市内での採用は初めて。市みどり公園課は、「整備された遊具でたくさん遊んで楽しんでほしい」と話す。

 2006年に制定されたバリアフリー法を受けて、市は公園のスロープや水飲み場などを、高齢者や障がい者が負担なく利用できるデザインに随時更新してきた。今後は、耐久年数や劣化の具合によって取り換え時期を迎えた遊具を、インクルーシブ遊具に更新できないか随時検討していくとしている。

トイレや駐車場も

 今回のインクルーシブ公園の整備費用については、「具体的な計画はこれから」とするが、公園内の遊具やトイレ、駐車場などを一体的にインクルーシブにする方法を検討。誰もが安心して遊べる公園づくりを推進していく。

 鎌倉市は2019年に「共生社会の実現を目指す条例」を制定。住み続けた地域で、自分らしく生活できる社会に向け、取り組みを進めている。

鎌倉版のトップニュース最新6

松岡選手、プロ転向目指す

松岡選手、プロ転向目指す

テニス 世界ジュニアで8勝

4月19日

「メイ アイ ヘルプ ユー?」

「メイ アイ ヘルプ ユー?」

鎌倉駅で観光案内、滞留抑制

4月19日

官民連携で孤独、孤立対策

「つながり」創出へ仕掛け

官民連携で孤独、孤立対策

プラットフォーム創設

4月12日

深沢高、最後の入学式

深沢高、最後の入学式

3年後に藤沢清流と統合

4月12日

「ケアラー支援条例」施行

鎌倉市

「ケアラー支援条例」施行

学校の相談員増や啓発も

4月5日

「鳩スタ」台に移転へ

「鳩スタ」台に移転へ

教習所跡 12月開業見込む

4月5日

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook