県政報告【14】 令和4年第2回定例会が閉会 神奈川県議会議員 永田まりな
神奈川県議会の令和4年第2回定例会が、7月21日に閉会しました。今定例会で審議された補正予算額は、一般会計251億余万円です。
この補正予算の中で多く占めるのは、コロナ禍や原油価格・物価高騰によって経済的に厳しい環境に置かれた生活者や、特に影響を受ける中小企業・小規模事業者等を支援し、コロナ禍からの社会経済活動の回復を確かなものとするため創設された「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」です。
県ではこの交付金を活用し、今定例会に提案した補正予算案において、子ども食堂への支援の拡充や、生活困窮者への支援を行うNPO等への協力金の支給などの実施、また、農林畜産漁業者、運輸・交通事業者、生活衛生関係営業者といった原油価格・物価高騰の影響を特に強く受けている業種を支援するとともに、中小企業の資金繰りの支援などを盛り込んでおり、我が会派からはさまざまな事業者の声に真摯に耳を傾け、追加の対策を積極的に講ずるよう求めました。
ともに生きる社会を目指して
7月25日から7月31日は「ともに生きる社会かながわ推進週間」です。やまゆり園の凄惨な事件から6年。決して事件を忘れることなく、誰もが自分らしく生きることのできる社会を築くために活動していきます。
私は、一昨年の一般質問で虐待や性暴力にあった子どもたちに寄り添う付添犬について取り上げました。子どもたちが不当な暴力で心身に傷を負うことは、看過できません。
そして事案の全貌を明らかにする過程で、子どもたちは二重の苦しみを負うことになります。そのような境遇にある子どもたちにそっと寄り添う付添犬の存在は、子どもたちが自分を取り戻す第一歩になると考えています。付添犬の理解、普及促進に私も取り組んでまいります。
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