鎌倉 トップニュース教育
公開日:2023.10.27
鎌倉女子大
中・高等部が共学に
男子入学は26年春から
学校法人鎌倉女子大学は、付属の中等部と高等部(市内岩瀬)を2026年4月の1年次から男子の入学生を受け入れ、共学にすると10月17日に発表した。少子化を背景に、共学化でより一層選ばれる学校を目指す。定員は中・高ともに各120人で変わらない。
同大は80年前、京浜女子家政理学専門学校として始まり、中等部の前身となる付属中学校は1948年に設立。2年後に高等部の前身の高等学校を設立した。
現在は、中等部・高等部ともに、難関大学や国立大学などを目指す国際教養コース、難関市立大学や内部進学などを目指すプログレスコースの2コースを設けている。26年度からは、中等部は希望者が多い国際教養コースのみとし、高等部はプログレスコースがなくなり、総合文理コースが新設する。
「女子校」でなくなることについては、在校生へのアンケートで選んだ理由に「女子校だから」と答えた割合は低く、「校風やカリキュラムを理由に選んだ人が多く、将来進学する初等部の保護者への説明の後も異論はなかった」と、共学化を受け入れる雰囲気があると担当者は話す。また、変更の時期を3年後にし、現・高等部は全員が卒業、「女子高」を希望する現・中等部の生徒が別の高校を選べるよう配慮したという。
制服については、現在スカートのほかにスラックスも導入しているが、現行のものをベースに新たなデザインも検討する予定。
今後は、共学化特設ページで順次情報を公開していく。鎌倉女子大学、短期大学部はこれまで同様、女子大学として継続する。
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