戻る

鎌倉 文化

公開日:2025.06.06

BAM鎌倉は「北条邸」跡
発掘調査で判明 三つ鱗紋の瓦などが出土

  • 茶室「惹採庵」で取材に応える土橋館長。壁面には約800年前の土台角材が展示され、同時代の英国邸宅で使用されていたオーク材を床材にした

    茶室「惹採庵」で取材に応える土橋館長。壁面には約800年前の土台角材が展示され、同時代の英国邸宅で使用されていたオーク材を床材にした

  • 三つ鱗紋が刻印された瓦片

    三つ鱗紋が刻印された瓦片

 若宮大路沿いの英国アンティーク博物館BAM鎌倉(雪ノ下1の11の4の1、土橋正臣館長)の建つ土地が、鎌倉幕府の第三代執権・北条泰時と第五代執権・北条時頼が暮らしたとされる「北条小町邸」の一部であったことが、建設前の発掘調査で判明した。調査結果の報告書がこのほど、関係者に配布された。

 埋蔵文化財包蔵地の同地では、県教育委員会の指導のもと、2021年6月から8月まで発掘調査が実施された。その結果、鎌倉時代の住居跡と見られる遺構や遺物が発見された。調査をしたのは、株式会社斉藤建設(笛田1の10の1、斉藤正朗代表)の埋蔵文化財調査部。

800年前を伝える出土品

 発掘調査では、土台角材や、北条氏の家紋である三つ鱗紋が刻印された瓦片も出土。日常の食器に加え、当時の上流階級が使っていたとされる青磁・白磁などの陶器の破片なども発見された。

 約800年前の生活をうかがわせる多くの出土遺物や記録類は、市教育委員会文化財課で保管されている。

 また、保存対象外だった土台角材は、同館の茶室「惹採庵(じゃくさいあん)」の壁面に展示され、間近に見ることができる。

 調査を依頼した同館の土橋館長は、「茶室の縦窓からは鶴岡八幡宮の鳥居と自然が望めます。文化を遺し、自然を敬い、未来につないでいければ」と話している。

鎌倉 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

鎌倉 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

鎌倉 ローカルニュースの新着記事

鎌倉 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS