鎌倉 教育
公開日:2025.11.21
ドングリっておいしいの?
北鎌女子学園で「縄文の味」再現
北鎌倉女子学園高校の社会科研究同好会(矢澤ひなた部長)が、敷地内でドングリを拾い、その実を使って「縄文時代の味」を再現した。
「食物から歴史を学ぶ」をテーマに、さまざまな郷土料理に挑戦してきた同会。今回は、縄文人が主食にしていたといわれるドングリを使い、クッキーと「忍者の行動食」といわれた兵糧丸(ひょうろうがん)を調理した。
当日は、ドングリを30分ほど茹で、中の実を粉末にした後、小麦粉や砂糖を混ぜクッキーを成形。兵糧丸も粉末を混ぜ、蒸しあげた。完成を待つ間生徒たちは味に興味津々。出来たてを食べると「にがい」「自然な味」「硬い」「案外おいしい」などたくさんの感想があがった。矢澤部長は、「1万年の時を経て当時の味を感じられてうれしい」と話した。
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