茅ヶ崎・寒川 ピックアップ(PR)
公開日:2016.01.01
日本精麦株式会社
食生活から健康を提案
大麦と歩み120年
押し麦や麦茶、はと麦、雑穀など、私たちの食卓に上る身近な製品を手がけている日本精麦株式会社(本社=寒川町田端)。「食生活を通じて健康を提案」を経営理念に創業120年を迎えた同社について、田中重光社長に話を聞いた。
米穀肥料商から国内有数の精麦企業へ
「創業は1895(明治28)年。米穀肥料商に奉公していた初代・田中勇吉が独立し、藤沢市に開いた『米穀肥料商田中勇吉商店』が会社の前身になります」
勇吉の妻・ハルは、わが身のことはできるだけ省き、浮いたお金を夫の商売に回すような人だった。洗濯や裁縫を丁寧に行い、茶碗の底までしっかりと磨いて「人は見える所はきれいにするが、見えない所はおろそかにしがちなもの。見えない所こそ、なお大切」と心を美しく磨くことを教訓としたという。二代目は勇吉の末弟・重五郎が務めた。配合肥料や干鰯の商い、精麦に加えて、はかりなどの度量衡も販売していたが、県内の都市化を見越し1935年に米穀肥料商を廃業して精麦を専業とした。三代目・喜一の時代には終戦まで海軍の精米を引き受け、不動産賃貸業も始めている。「家に『早起木』『正直木』『働木』と名付けた木を植えて大切にしていたそうです。これにちなみ昨年2月、本社敷地内に3本の木を植樹しました」
大麦に再び脚光の時代
精麦業は戦後食糧難の時代に最盛期を迎えた。高度経済成長期に一時需要は減退したが、近年の食に対する健康志向の高まりを受けて、かつての「米の代用食」から、豊富な栄養素を備えた「保健食」として再び脚光を浴びる時代を迎えた。
「大麦には白米の約10倍の豊富な食物繊維が含まれています。整腸効果やコレステロールの排出、糖質の吸収をゆるやかにして血糖値を抑えるなどの効果があることから、近年はメタボ解消や糖尿病予防などの面でも注目されています」
本社の寒川町移転や太陽光発電設備の導入などを行った四代目・賢三(現・会長)の時代を経て120年を迎えた昨年、五代目・田中重光社長が就任した。
田中社長は「120年を新たなスタート地点と捉え、これからも地元企業として社業の発展と社会貢献に努めていきたい」と将来への思いを語った。
日本精麦株式会社
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神奈川県高座郡寒川町田端1590-5
TEL:0467-72-3620
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