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公開日:2026.05.29

今井南町 新たな交流の輪広げ カフェ4周年で、店舗も参加

  • 陶芸に挑戦する参加者

    陶芸に挑戦する参加者

 武蔵小杉駅の南西に位置する今井南町で、地域住民の憩いの場として親しまれている「ほっとカフェ」が今月、開設4周年の節目を迎えた。コロナ禍で「地域のつながりを絶やしたくない」との強い思いから同自治会で立ち上げた同カフェ。4周年記念イベントとして陶芸体験教室が企画され、地域事業者を巻き込んで新たな交流の輪を広げていく考えだ。

 同カフェが開設されたのは2022年5月11日。当時はコロナ禍の影響で地域の恒例行事が次々と中止を余儀なくされていた。危機感を抱いた今井南町自治会の女性会員らが中心となり、新たな交流の場をつくろうと発起。代表の小泉公子さんが企画を立ち上げた。会場は、趣旨に賛同した地元事業者の(株)大谷商事が事務所を無償で提供。主に町内住民を対象に、自治会費を原資として無料でコーヒーやお茶、菓子などを振る舞いながら、生活の知恵やフレイル予防などのミニ講座を開き、対話を楽しむ場所として毎月第2水曜日に開催されている。

 今回4周年を迎え、新たに地元の店舗や同カフェのことを広く知ってもらい、普段来られない人にも来てもらおうと、記念イベントとして5月17日(日)に陶芸体験教室を企画。町内の「陶花楽工房」を会場に、地域住民17人が参加した。参加者は、工房のスタッフの指導のもと、陶土を伸ばす作業などの工程に苦戦しながらも、終始和やかな雰囲気の中で制作。皿や小鉢、置物など、個性と温かみのあるオリジナル作品が完成した。参加者からは「夢中になって楽しめた」「また挑戦したい」との声が相次ぎ、大盛況のうちに幕を閉じた。

笑顔になれる場所に

 開設当初、「気軽に立ち寄りお喋りできる空間にしたい。定着すれば若者と高齢者のつながりや災害時の助け合いにもなる」と期待を寄せていた小泉代表。地域の独居の高齢者らの外出促進につながり、「顔見知りができてうれしい」「気分転換になっている」と好評だという。小泉代表は「4周年という節目に、地域の皆さまが交流し、つながりを深める温かな場となったことが良かった」と今回の記念イベントを振り返る。

 一方で、平日開催だと若い親子や学生の参加が難しいため、今後は今回のように曜日や会場を変えながら、地域の事業者にも協力してもらい、イベントを企画するなどしていく意向を示す。「これからも気軽に集い、笑顔になれる場所として歩んでいきたい」と抱負を語った。

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