2018年茅ヶ崎市成人のつどい実行委員長を務め、式典で代表の言葉を述べる 三好 景(みよし あきら)さん 中島中出身 20歳
感謝を未来に「つなぐ」
○…「合言葉は『全員リレー』。茅ヶ崎の新成人たちが集うこの式を、皆の心を動かすものにしたい」と意気込む。昨年の春、母校・中島中の恩師から声が掛かり実行委員の一員に選ばれ、そこで立候補して委員長に就任した。当日上映予定の映画「つなぐ de むーびー」は企画から制作まで全て実行委員の手によるもの。「若いうちに新しいことに挑戦して行こう」というメッセージが込められている。
○…大阪に生まれ、幼稚園の時に茅ヶ崎に移り住んだ。幼い頃から稽古に励んだ空手では、柳島小4年時に型の部で全国優勝。その運動神経を生かして小2の頃から野球も始め、中学では内野を守った。生徒会長も務めたが、「リーダーシップというより、みんなに支えてもらうのが上手なんですよ」と照れ笑い。野球のスポーツ推薦で相洋高校(小田原市)に入学したが、高2の冬に靭帯を痛め、選手マネージャーに転向。監督の「右腕になってくれ」という言葉に励まされ、くさることなく選手たちのサポートに専念。裏方から選手たちを支えることの大切さを学んだ。
○…休日は大学の友人たちとドライブ。箱根や熱海、日光などに足を延ばすこともあり「今年は奮発して海外旅行を企画してます」とにっこり。年末は祖父母の住む香川に帰り、讃岐うどんを食べるのが恒例事。現在は親元を離れ千葉で一人暮らしをしているため、家族でゆっくり過ごす時間を大切にしている。
○…日本大学生産工学部でプログラミングを専攻。希望する進路は教職。「自分を育ててくれた恩師たちに憧れて」とはにかむ。さらに塾講師のアルバイトをしながら「運動部の顧問になった時のために」と独学でトレーニング法などのスポーツ科学も学んでいる。「人と人のつながりの中で自分が作られている。そのつながりに感謝し、20歳の節目を未来につなげていくきっかけにしてほしい」。強い思いを込めて式典に臨む。
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