日吉神社(西久保)の境内に高さ8mの国旗掲揚塔が建てられている。年内最後の祝日となった11月23日(勤労感謝の日)に掲揚され、風にはためく様子が見られた。
掲揚塔を奉納したのは、地域の親睦団体「日吉会」。日頃は地域の休耕地でもち米を作り、祭りなどで振舞っている。「団体名は神社名からいただいた。その恩返しがしたかった」と話すのは、プロジェクトの中心となった同会の新倉久雄さん(78)だ。
自分たちの手で
今年1月から地域住民の寄付を募り、4月に着工した。27人から成る日吉会には土木やタイル工事などさまざまな職業の会員が所属していることから、基礎工事から枠組み、花こう岩を使った台座の仕上げまで、すべて自分たちの手で作り上げた。8mのポールを、社殿の屋根に干渉しないように立てるのが難しかったというが、協力して完成にこぎつけた。
奉納は緊急事態宣言解除後の5月31日に実施された。新倉さんは「悠然とはためく国旗に一同感動した。地域の絆の表れだと思う」と振り返る。次回は元日に揚げられる予定だ。「新型コロナの影響で大々的なお披露目はできないが、機会があれば目にとめていただけるとうれしい」
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
21日午後から交通規制4月19日 |
|
<PR>