アレセイア湘南高校(山田信幸校長)で2月8日、ドーモ株式会社(東京都渋谷区、川崎智和プレジデントジャパンカントリーマネージャー)による「Domo for Good:未来のBI Leaderを育てよう」プロジェクトの発表会が行われた。同社の担当者が同校とつながりがあったことや、生徒が主体的に新しいことに挑戦する姿勢を育てるカリキュラムを実践していたことから実現した。
1年生250人が参加し各クラス代表7グループが、SDGsの視点から企業に訴えたいテーマを発表。審査員には花王(株)、KDDI(株)、日本航空(株)など大手7社がオンラインで参加。オリジナリティや解決策の説得力、効果的なデータの利活用等の項目に基づき評価し、生徒にフィードバックも行った。
優秀賞を獲得したのはB組の「貧困層の教育と企業の経済効果〜3社寄れば文殊の力〜」。インドの貧困問題と格差を取り上げ、教育レベルの向上が好循環を生み出すと主張し、企業としてのメリットやSDGsにどうつながるのかなどを発表。代表生徒の蛭田茉那世さん、郡部すみれさん、岩本純大さん、今野悠徳さんは手書きで資料を描き、ストーリーは何度も話し合ってすり合わせたという。「大変だったが何より楽しかった」とコメントした。
人材育成目的に
データを活用したサービスを提供しているドーモ(株)。「日本の将来を見据え、データを活用できる人材を育成する」ことを目的に今回の取り組みを行った。同社は「予想をはるかに超える高いレベルで驚き、感動した」とコメントしたほか、「企業人が見ている世界だけでは気付きにくいピュアな提案にドキッとさせられた」と花王(株)の担当者。同校の古賀恵一郎教諭は「今年度はすべての行事がコロナで中止になったので生徒にとって、とてもいい経験になりました」と話した。
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