茅ヶ崎・寒川 教育
公開日:2023.02.03
梅田小児童が市に寄付金
環境活動の成果を報告
梅田小学校の6年生児童らが1月20日に佐藤光市長を訪れ、環境活動で得た収益金を太陽光発電設備普及啓発基金とみどりのまちづくり基金に対して寄付した。この活動による寄付は今回で6度目。
児童が主体的に運営した事業「不要品回収プロジェクト」で集めたもので、昨年10月に開催された環境フェアや、校内での呼び掛けで集まった本やゲームソフトなどを売却して得た収益金は1万5625円に上る。
児童は不要品の回収に際し、活動をPRするポスターや広報チラシのほか、フェアに不用品を持ち寄った来場者へのお礼の品としてしおりを作成。校内でも昼休みの時間を積極的に利用し、協力を呼び掛ける放送を行うなど意欲的に活動を続けてきた。
児童代表であいさつした加治佐空(かじさそら)さんが「環境にかかわるイベントがあれば、中学生になっても参加したい。次の学年にもこの活動をしっかりつなげていきたい」と話すと、長坂美代教頭は「コロナでストップしたこともあったが、学校の取り組みとし引き継ぐ形で進めてきた。誰かのために活動することの喜びを感じているようだった」と活動の様子を振り返った。
母校の先輩に当たる佐藤市長は終始目を細め、「僕たちの後輩が茅ヶ崎にこんなに素晴らしい活動を続けてくれていることを、もっと市民に知ってもらえるように努力していきたい。コロナでもできることを頑張る皆さんは、これからすごく強くなっていくと思う」と期待を寄せていた。
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