茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2023.04.07
市立病院に再エネ電力導入
公立病院では県内初
茅ヶ崎市立病院は4月1日から、使用する電力を再生可能エネルギー100%電気に切り替えた。県内の公立病院として初めて。
市は2021年4月に寒川町とともに「気候非常事態宣言」を表明し、地球温暖化対策を進めている。昨年7月には、コスモ石油マーケティングから供給を受けることで、52の公共施設で再生可能エネルギー100%の電力を使用しており、市立病院への導入で全公共施設の72%に達した。
同病院の年間使用電力量は約492万kWhで、市の施設の電気使用量の約23%を占める。今回の取り組みで、年間約2250トンのCO2削減が見込めるという。
佐藤光市長は「市立病院は施設の特性上、エネルギー使用量の多い施設ですが、環境に配慮した電力に切り替えることにしました。今後も市民・事業者と一丸となって脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めたい」とコメントした。
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