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公開日:2023.04.14
県議選茅ヶ崎市選挙区
永田氏、平野氏、桝氏が当選
投票率は前回下回る
任期満了に伴う神奈川県議会議員選挙は4月9日、投開票された。定数3に5人が立候補して争われた茅ヶ崎市選挙区は、自民党公認で現職の永田輝樹氏(59)が2万3096票でトップ当選し、立憲民主党公認で新人の平野みぎわ氏(42)が1万9633票、自民党公認で現職の桝晴太郎氏(32)が1万6688票を獲得し、それぞれ当選を果たした。投票者数は7万2908人、投票率は前回の38・1パーセントを下回る35・8パーセントとなり1955年以降、過去最低を更新した。
4年前に続いて2期連続のトップ当選を果たした永田氏。当選確実が伝えられた午後11時過ぎ、高田に構えた事務所に夫人とともに姿を見せると、支持者らの大きな歓声に包まれた。
永田氏は「茅ヶ崎の代表として県に送ってもらっていると肝に銘じ、国や市と連携して職責を全うしていきたい」と抱負を述べた。
平野氏は、4期にわたって議席を守った日下景子氏の後継として立候補し、初当選を果たした。当選を決め支持者らに「ソーシャルワーカーとして医療・福祉の現場に携わってきた経験をもとに当事者たちの代弁者となり、インクルーシブな社会の構築や地域間における福祉サービスの格差是正などに取り組んでいく」と語った。
20代、30代の若手スタッフの姿が目立った桝氏の事務所。SNSを活用するなど新しい選挙戦を模索した。
「(3位での当選は)正直悔しさもある。子育て支援や高齢者の安全・安心など課題は多いが、それを実現するためにも経済の活性化と雇用の安定を実現できるよう力を尽くしたい」とした。
一方、教育格差の是正、議員定数や議員報酬の削減などを訴えた、日本維新の会公認の湯本大堅氏(47)、茅ヶ崎市内への公立医科大学と附属病院の設置による湘南地区の医療体制の充実などを主張した、桂秀光氏(66)は及ばなかった。
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