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茅ヶ崎・寒川 スポーツ

公開日:2025.05.30

フットサルで日々健康に
菊池さん 筋トレも欠かさず 

  • サッカー一筋の菊池さん。本職はキーパーだが、フットサルでは会員メンバーと共に連携プレーなどでも汗を流す=25日、ロコスポーツ湘南

 茅ヶ崎市香川在住の菊池國雄さんは75歳で現役のサッカープレーヤー。日々の健康管理に留意しながら練習や試合を楽しんでいる。「皆とプレーできることが何よりうれしい」と喜びを口にする。

 菊池さんはロコスポーツ湘南(茅ヶ崎市元町)に自転車で15分かけて毎日通い、フットサルのコースで会員のメンバーと一緒に汗を流す。ただ常に全力ではなく、その日の体調に合わせて動きを軽めにしたり、調子が良いときは力を入れたりしている。「フットサルを楽しんで風呂に入って帰るのが日課」というが、マシンで腹筋、背筋の強化のほか、体幹トレーニングにも力を注ぐなど筋力トレーニングは欠かせないという。

 常に体を動かすことを心掛けているといい、フットサルの試合の合間の休憩時間でも軽くジョギングするほど。「休むと体が固まって動けなくなるから」。以前、脊髄が圧迫されて腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすとされる脊柱管狭窄症を患い、2年間悩まされた辛い経験から、体を動かすことの大切さを身に染みて感じている。「小学生の孫と遊べなくなるから頑張らないと。妻も『自分の好きなように運動してください』って言ってくれてる」と屈託なく笑う。

 中学生からサッカーを始め、高校、社会人とずっと「キーパー専門」でプレーしてきた。サッカーの魅力は「一生懸命チームで頑張ること」。ロコスポーツには20年前に入会。初めは体を動かしながら筋肉を伸ばすブラジル体操に取り組んでいたが、後に仲間に誘われてフットサルを始めるように。それ以外にも現在は、70歳以上の茅ヶ崎市民を中心に結成され、7年前には全国優勝も果たしているサッカーチーム「茅ヶ崎シニア70」に所属。週に一度、神奈川県のリーグ戦にも出場している。「ずっとキーパーを続け、試合でたくさん勝って、皆と喜び合えたらうれしい」

 茨城県出身。結婚して30歳のとき職場は川崎だったが、通勤圏だった茅ヶ崎に新居を構えた。今では茅ヶ崎での自然に囲まれたライフスタイルを楽しんでいる。

 健康の秘訣を問うと、「特にないよ」ととぼけるも、一つは好き嫌いなく3食バランスよく食べることだという。

 朝食はパンで、夕食は野菜を多めに。とりわけ、鶏肉はよく食べるという。お酒は飲めないものの、その分、水分はしっかり摂取するように心掛けている。

 もう一つは「とにかくストレスをためないこと」。トレーニングすることで発散できているとし、「ロコに通うことでいっぱい発散できている」と感謝を口にする。

 今後の夢は「健康で、ずっと体を動かせること」。そのためにも、これまでのライフスタイルを維持しながら健康管理に努める考えだ。「欲張って病気にならないように体と相談しながらフットサルができれば」。これからも休みなくプレーし続ける。

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