神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎・寒川版 公開:2025年6月20日 エリアトップへ

2作目となる絵本『いっぴきねことおつきさま』を出版した かんばやし 麻さん 茅ヶ崎市在住 62歳

公開:2025年6月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
かんばやし 麻さん

「贈り物にしたい絵本」創作

 ○…絵本作家として、2作目となる『いっぴきねことおつきさま』を5月27日に出版した。寂しく過ごしていた一匹の猫が、仲間や人の温かさに触れることで、本当に大切なことに気づく物語。「前作よりも原画や文章にこだわり、考え抜いた分思い入れが深い作品。誰かに贈りたい一冊になれば」と話す。

 ○…静岡県東伊豆の「海に近いおだやかな町」で生まれ育った。幼少期は父親の影響で本や漫画に夢中に。「床が抜けるほど本があった」と懐かしむ。高校卒業後はデザインを学ぶため、名古屋の短大へ。その後ポップライターとして活躍した。父の体調不良を機に再び東伊豆へ戻り介護を経験。父が亡くなり、今から5年前に茅ヶ崎へ移住した。知らない土地での孤独感や喪失感、さらに介護で体感した苦悩や葛藤を絵や文字でメモ書きして、「ままならない思いを表現していた」ことが、後に絵本制作のきっかけになったという。

 ○…2023年に自身初の作品『ぼくのしあわせないのち』が第9回絵本出版賞・最優秀賞を受賞した。「共感して涙を流してくれた人や、手紙を送ってくれた人もいた。これからも絵本作家を続けたいと思えた」と話す。両作品とも猫目線で書かれているのは大の猫好きが影響している。幼い頃から常に猫が身近にいる生活を送り、「人間で表現すると気恥ずかしい自分の素直な感情を、猫になら投影しやすい」と語る。

 ○…趣味は手芸。アクセサリーや絵本を題材としたグッズを作り、友人とともにフリーマーケットに出店している。「次はいつ、どこに出店しようか計画中」と楽しそう。茅ヶ崎のお気に入りの場所は「海」。「いつも海が生活の近くにあるな」とほほえむ。

茅ヶ崎・寒川版の人物風土記最新6

有賀 ひとみさん

茅ヶ崎市幸町の「対話サロンpolku」(ポルク)の共同オーナーを務める

有賀 ひとみさん

茅ヶ崎市在住 34歳

7月4日

長島 真紀子さん

茅ヶ崎市でハワイの言語や文化などを伝えている

長島 真紀子さん

茅ヶ崎市在住 65歳

6月27日

かんばやし 麻さん

2作目となる絵本『いっぴきねことおつきさま』を出版した

かんばやし 麻さん

茅ヶ崎市在住 62歳

6月20日

石井 公治さん

神奈川県土地家屋調査士会湘南第一支部の新支部長に就任した

石井 公治さん

藤沢市在住 55歳

6月13日

門脇 睦さん

寒川町でブレイキン(ブレイクダンス)を広める活動を行う

門脇 睦さん

寒川町出身 33歳

6月6日

山岡 澄代さん

第60回神奈川県看護賞を受賞した

山岡 澄代さん

茅ヶ崎市在住 60歳

5月30日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

茅ヶ崎・寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

プロレスで仲間の大切さ訴え

プロレスで仲間の大切さ訴え

7月21日、うみかぜテラスで

7月21日~7月21日

茅ヶ崎・寒川版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月10日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook