茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2026.04.10
倉見の「桜まつり」を守る 四半世紀続く地域の交流
3月下旬から4月初旬にかけて、桜が見頃を迎え、茅ヶ崎・寒川の各地域でもそれに合わせて多くのイベントが行われた。一方で主催団体の高齢化や地域コミュニティの希薄化により継続が危ぶまれるイベントも現れている。
寒川町の倉見桜緑道・緑地公園では4月4日、恒例の「桜まつり」が開催された。当日はあいにくの雨模様となったが、会場には地域住民を中心に100人ほどが訪れ、桜並木のもとで交流を楽しんだ。
25年ほど前、約400mに渡る桜並木を活かした地域交流を目的に始まったこのまつり。模擬店をはじめ、カラオケ大会やビンゴ大会が行われ、最盛期には約1000人が来場する地域で屈指のイベントだった。
しかし今、継続ができるかどうかの岐路を迎えている。年々来場者は減少。コロナ禍以降は以前のような大規模なイベントはできなくなった。
そこに追い打ちをかけるのが主催団体のメンバーの高齢化だ。まつりを運営する倉見桜町町内会(さくらまつり実行委員会)の会員の多くは70〜80代。同会の斉藤由紀夫さんは「開催に伴うテントなどの設営や撤収作業が年々大変になっている」と語る。
また周辺では新しい住宅の建設が進む一方で、新旧住民のつながりは以前に比べて希薄化しており、子どもたちの来場は増えていない。
厳しい運営状況から、同会内では祭りの「やめ時」を議論することもあるという。しかし、「祭りは地域の絆であり、集まる場があることが大切」という思いが活動の原動力となっているという。今年は近隣の店舗が運営を手伝ってくれたり、新しい住民の協力があったという。
「準備や片付けは大変だが、やはり祭りがあると楽しい」と斉藤さん。倉見の「春」を彩る風物詩をどう継承していくか、関係者の模索は続いている。
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