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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2026.07.10

4世代で担ぎ手継承へ 茅ヶ崎の鶴嶺神輿愛好會 志村柊登さん(28)

  • (上)先頭で神輿をかつぐ志村さん(下)練習用のタンス(神輿側面についた輪)をたたく志村さん

    (上)先頭で神輿をかつぐ志村さん(下)練習用のタンス(神輿側面についた輪)をたたく志村さん

 鶴嶺八幡宮の神輿の担ぎ手たちによって組織される鶴嶺神輿愛好会に志村柊登(しゅうと)さんが入会したのは18歳の時。伯父と伯母が所属していたことから、自然な形で身を置いた。担ぎ手だった父親の背中を追うように、自身も中学3年生から神輿を担いでいる。今でも初めて担いだ時の記憶が鮮明に残っているといい、「小学生の頃からずっと憧れていた。だから、『やっと担げたな』とうれしかったし、とても楽しかった」。

 神輿を担ぐようになって10年ほどだが、浜降祭には2歳の頃から連れ出されて参加している。浜降祭の魅力について志村さんは「茅ヶ崎、寒川の神社の39基が一堂に会する祭りに魅力を感じるし、一年に一度の楽しみ。浜降祭が近づいてくるとそわそわしてきて、仕事も手につかなくなるほど」とおどける。

いつかはお腹の子どもと

 今、妻のお腹には妊娠6カ月の長女がいる。祖父から続く担ぎ手の継承を図り、いつか娘にも担がせることで4世代でつないでいくつもりだ。「子どもには神輿の楽しさを知ってほしいし、教えていきたい。娘と一緒に担ぐ時が楽しみ」と夢が膨らむ。

 会では6月から1カ月間練習に励み、幹事として担ぎ方の指導も行ってきた。宮出しから担ぎっぱなしで西浜海岸まで向かうのは鶴嶺八幡宮のみ。その誇りを胸に、今年も万全の状態で浜降祭に臨む。「当日は神輿の飾りつけなど深夜から夜通しで準備にあたって宮出しを迎える。とにかく最後は無事に宮入りできるように。終わる頃にはへとへとだけど、皆でケガがなく終えられたら」と願いを込める。

 新しい家族と共に臨む浜降祭。日を追うごとに、胸の高鳴りは増すばかりだ。

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