江南高校囲碁将棋部 女子団体で全国2位 過去最高の成績残す
第6回全国高等学校囲碁選抜大会が3月24日、大阪商業大学で開かれ、女子団体戦で江南高校が準優勝を飾った。
メンバーは、主将の宮内朝穂さん(3年)、副将の吉田佳世さん(同)、三将の上條玲子さん(2年)。県大会と関東大会を勝ち進み、関東地区代表の3校に選抜、全国9地区から参加した15校と、高校日本一をかけて対局を繰り広げた。
3人は、第4回大会の5位入賞を上回る成績を目標に、大会に臨んだという。宮内さんは「絶対に賞状を持ち帰りたかったので、本当に嬉しい」。4試合で3勝1敗の成績を収め、混戦を制して2位に食い込んだ結果を笑顔で振り返った。
宮内さんと上條さんは、小学校低学年の頃から囲碁を習い、宮内さんは4段の腕前。吉田さんは高校入学後に始めた遅咲きながら「実力的には初段くらいはある」と、周囲を驚かせる目覚ましい成長を見せた。
順風満帆に見える囲碁将棋部だが、現在の女子部員はわずか3人。宮内さんは陸上部、上條さんは硬式テニス部をかけ持ちしており、囲碁に専念できない歯がゆさもあるという。
上條さん以外は夏で引退のため、3人で出場できる舞台は6月の大会を残すのみ。「とにかく女子部員を増やさないと」と3人は口を揃え、新学期の勧誘に奔走する。
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