市内の七福神や平塚八景、平塚宿を散策する3コースが、日本ウオーキング協会(JWA)ら公認の「イヤーラウンドコース」に認定され、申請団体のひらつかウオーキング協会(幸田省二会長)が11日、開設記念のウオーキングイベントを開いた。
「イヤーラウンドコース」は、全国に約200カ所あるJWA公認の「ウオーキングステーション」を起点に、各地の運営者が一定ルールに基づいて作ったコース。各地の景勝地を観光しながら歩けることや、同ステーションで受付してコースを歩くと、歩行回数や距離を公認記録として残せることなどから、全国のJWA会員らが各地に出向いて楽しんでいるという。
ひらつかウオーキング協会は11日、錦町の「太古の湯・グリーンサウナ」に同ステーションをオープン。湘南ひらつか七福神をめぐる10キロコースをはじめ、平塚八景の霧降りの滝・松岩寺を目指す22キロコース、平塚宿の名残を訪ねる3キロコースについて、来場者の受付を開始した。
JWA公認ウオーキング指導員で、今回の公認コースを企画した一人の加川秀男さん(グリーンサウナ会長)は「県内の鎌倉や藤沢、横浜市といった観光地のコースでは、全国から多くの人が歩きに訪れている。平塚のPRや活性化に役立てば」と経済効果にも期待する。
ひらつかウオーキング協会では今後、全国的に発信力のあるコースとして、「湘南発祥の地」とされる大磯町を含めたコースづくりも検討しているという。
11日の記念ウオーキングでは、同協会の会員約30人が参加。七福神をめぐるコースを満喫した。今回の公認申請に尽力した同協会の奥山秀則事務局長は「七福神にちなんだ食べ物を商店で買ったり、開花したバラを観賞したりと、色んな魅力が発見でき、好評だった」と声を弾ませていた。
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