平塚市は、浅間町の教育会館と青少年会館、追分の勤労会館の3施設について、教育会館の建物を改修して残り2館の機能を統合、青少年会館と勤労会館の建物は解体するとの方向性をまとめた。6月28日、概要を公表した。
近接する3施設は2015年度行政改革推進委員会で「施設の総量・配置及び施設の管理運営手法について見直しが必要」と指摘されていた。
市によると、3施設は利用対象や目的は異なるものの、会議や研修など集会的な利用がほとんど。会議室などの機能を共用化することで、3館を複合化できると結論付けた。21年開設予定の文化芸術ホール(見附町)が多様な利用ニーズに応じ、近隣にある中央公民館の利用条件を見直すことなども視野に判断した。
建物は、築年数や大きさ、駐車場確保の観点から、教育会館(1980年築)を改修して利用することに決めた。青少年会館(1971年築)と勤労会館(1980年築)は、耐震安全性が確保されていないため解体する。両施設の跡地利用は今後、検討する考えだ。
予定では教育会館は23年から耐震改修工事を実施し、25年に複合施設として供用を開始する見通し。名称とあわせ設置目的の見直しも検討する。
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