平塚市在住の作家・遠坂カナレさん(ペンネーム)が今年、2冊の本を出版した。「平塚市での生活から物語をひらめくこともある」といい、今後は「一冊まるごと七夕まつりの物語を書きたい」と地元への愛を話した。
遠坂さんは平塚市在住でキャラクター文芸やライトノベルで活躍する作家。作品の世界観を壊さないように年齢・性別・顔写真は非公表だが、新作を発売したことに伴い取材に応じてくれた。
デビュー作は『おとこまえ天狗のあやかし学食ごはん』(2019年、税抜630円、メゾン文庫)。複数の出版社・メディア共同のコンテスト「エブリスタ小説大賞2018」でメゾン文庫賞を受賞した。その後は2作目『上野発、冥土行き寝台特急大河〜食堂車で最期の夜を〜』(税抜650円、二見書房)を今年5月11日に、3作目『植物ヲタな料理男子が、異世界で王立海軍の専属料理人になりました!』(税抜650円、コスミック出版)を今年8月20日に上梓した。
「七夕まつりと総合公園が大好き」と話す遠坂さんは最新作の3作目を市内の行きつけの八百屋からイメージをふくらませた。「植物の知識を生かしたおいしい料理が出てくる話を思いついた」と話したほか、2作目の番外編では平塚の七夕まつりを舞台にするなど市内での暮らしから物語のヒントを得ている。
「上手く生きられない主人公ばかり書いている」と遠坂さん。「現実で辛い思いをしている人が読んだときに勇気づけられれば。いつか一冊まるごと七夕まつりをテーマに書きたい」と話す。
サイン本プレゼント
2・3作目のサイン本を各1人に進呈。希望者は、はがきに住所と名前、本紙の感想を記入し〒254-0032平塚市八千代町1の23タウンニュース社「平塚プレゼント係」へ応募を。9月29日(火)必着。発表は発送をもって引き換える。
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