新型コロナの打撃を受けた全国の商店街を活性化させようと始まった「Go To 商店街」事業。10月30日に第2次の採択結果が発表され、平塚市内からは金目商店会(鈴木豊会長)の「恵比寿講の復活」、西海岸商店街振興組合(齋藤治一組合長)の「Go To 商店街キャンペーン『ナンバース・セール』」が採択された。
かつての風習今よみがえる
金目商店会が実施する恵比寿講とは、金目地域にかつてあった風習のこと。鈴木会長によると、毎年11月20日、各店が商売繁盛を願い、小判など縁起物に似たミカンを住民に配っていた。50年ほど前までは伝統行事として続いていたが、今では知る人の方が少ない。
今回は金目小・中学校周辺に点在する加盟23店を対象に11月20日、来店し購入した人にミカンジュースを配る(なくなり次第終了)。
鈴木会長は「コロナ対策としてミカンではなくジュースだが、かつての風習を今の人たちにも知ってもらいたい」とコメント。栗田さゆり副会長は「ぜひ商店街にいらしてください」と呼びかけている。
恒例の景品付きセール豪華賞品パワーアップ
西海岸商店街振興組合では、毎年恒例の7月と12月に実施していた「ナンバース・セール」を豪華景品にパワーアップして開催する。期間は11月20日(金)〜1月7日(木)。
今回は新型コロナの影響を大きく受けた県内の観光地を支援しようと、特等に「箱根温泉宿泊券」を用意。その他、なるべく多くの人に賞品が行き渡るようにと、お菓子やおもちゃなどの景品も多数用意されている。
同商店街はブルーに塗られたアスファルト道路「マリン・ロード」周辺で独自イベントを開催してきた。地元ゆかりのシンガーを招いたビアガーデンや、美容師が仮装を施すハロウィンなどが人気を博している。
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