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公開日:2022.09.08

高校生ゴルファー小林さん
ベストスコアで優勝
ジャパンジュニア初V

  • 優勝した小林さん

 ゴルフのジャパンジュニアカップ中高生の部(ゴルフダイジェスト社主催)が8月23日から26日に静岡県の東名カントリークラブで行われ、ふじみ野在住の小林照菜(あきな)さん(16)が女子15歳〜17歳クラスで優勝を果たした。小林さんは「アイアンショットがすごく良かった」と振り返り、自身のベストスコアを更新する会心のゴルフで頂点に立った。



 小学生から高校生までが参加する日本最大規模の大会で、15歳〜17歳クラスには65人が出場。選考会から本選第3ラウンドまで4日間の日程で行われた。



 小林さんは、本選初日を自己ベストを塗り替える66でラウンド。2日目はダブルボギーにも苦しんだが通算成績3位で終え、最終日も66で回り2位とトータル1打差の接戦を制した。



 前週にあった日本ジュニアゴルフ選手権ではショットの精彩を欠いたが、短期間の間に調整して臨んだ今大会。「全体的にショットがさえていて、特にアイアンが良かった」とグリーンオンを連発した。



グリーンに見えない敵



 高校生ゴルファーとして活躍が目覚ましい小林さんだが、目に見えない敵に悩まされている。今年6月の大会で発症した「イップス」だ。ショートパットになると極度の緊張から途端に手が震えるようになった。



 パットの打ち方を変えることで症状は軽減したといい、「これからはメンタルも鍛えないと」と小林さん。2日目で喫したダブルボギーもイップスによるものだったが、「入らなくてもいいやという気持ちで打つことも大切かな」と症状の克服に努める。



 同大会で初優勝を果たした小林さんは、10月に開催される女子プロゴルフトーナメントのスタンレーレディスに出場が決まった。ショットに更なる磨きをかける小林さんは、「スコアは気にせず、プロのゴルフをしっかりと勉強したい」と意気込んでいる。

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