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平塚・大磯・二宮・中井 人物風土記

公開日:2023.10.05

60周年を迎えた平塚市老人クラブ連合会の会長を務める
福岡 光夫さん
松原地区在住 84歳

共に活動する会員に感謝

 ○…おおむね60歳以上の人が国や地方自治体から助成を受けながら、スポーツや音楽などの様々なクラブ活動を通して交流を深める「ゆめクラブ(老人クラブ)」。市内では約100のクラブが活動している。それらが集まって活動する同連合会の会長に就任したのは、2020年。「会長になってすぐに、新型コロナウイルスが流行した。何もできなかったのはショックだった」と振り返る。

 ○…富士見地区で生まれ育ち、結婚を機に松原地区に居を構えた。2人の息子を育て上げながら、70歳まで仕事に励んだ。「仕事を退職した後、松原地区老人クラブのグラウンド・ゴルフに参加したことが活動の始まり。みんな楽しそうにやっているなというのが初めの印象」。その後、松原地区の会長や、同連合会の会計、副会長などを歴任してきた。

 ○…テレビを見ながら晩酌を楽しむのが日課。「よく見る番組は、京都の寺が紹介される歴史もの。コロナ前は年に何回もプロ野球観戦へ行っていたが、今はテレビで見るだけになってしまっている」。月に2回は地域の仲間と親睦を深めるための飲み会に出向く。「この集まりが一番楽しいひと時」と顔をほころばせる。

 ○…コロナ禍では、人数制限をしながら徐々に活動を再開していった。「自宅待機を余儀なくされていた人たちの表情が変わっていったのを覚えている」といい、「集まってくれる会員に本当に感謝している」とほほ笑む。同連合会は11月14日、平塚市中央公民館で健康麻雀大会を初開催する。「高齢の方には、健康で、明るく、楽しく生活するために、一緒に活動してほしい。老人クラブに興味のある人は最寄りのクラブに入会を」と話した。

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