一般社団法人平塚市観光協会の事務局長に就任した 曽我 和雄さん 豊原町在住 65歳
おもてなしの心を大切に
○…平塚信用金庫を65歳で定年退職し、新たな挑戦が始まった。イベントの実施や観光資源の開発などを通して、平塚市を盛り上げ、イメージアップを図っていく。「趣味に生きるのではなく、誰かのために何かをしたかった。ひらしんで得た経験と人脈を生かしたい」と意気込む。
○…「大学を卒業してから同じ仕事を42年間続けたけれど、若い時は飽きっぽい性格だった」と自身の人生を振り返る。平塚市立春日野中学校在学時は、ドラマの影響で剣道部に入部したが、「女性に負けて1年で辞めてしまった」。江南高校に進学後も、ドラマに刺激されテニス部に入部したが、試合で勝つことができず1年半で退部。その後に入部した茶道部は「少し長く続いたかな」と笑う。大学の卒業論文はイギリスの銀行をテーマにし、就職活動も金融系に絞った。「長男だから自然と地元で働きたいという気持ちがあり、ひらしんに入った」
○…月に2回、仲間とロードバイクを楽しむ。「車だと通り過ぎてしまう神社仏閣をめぐったり、偶然見かけたフリーマーケットを覗いたりする」と楽しみ方を語る。最近は鎌倉の骨董市や茅ヶ崎の浜降祭に立ち寄ったのが記憶に新しい。「爽快感と達成感を味わえて良い疲れを感じられる」と笑顔で話す。
○…信用金庫退職前の6年間、観光協会の幹事を務めていたこともあり、「宿場町」を活用して各地が町おこしをする取り組み『東海道御宿場印めぐり』の後押しをした。「足立成和信用金庫さんから提案された時、良い事業だと思い、協力関係にある信用金庫に掛け合ったら乗ってくれた」と話す。「観光は”おもてなしの心”がいかにあるかが大事。まちのみなさんの力を借りて進めていきたい」
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